大嘗祭当日祭、ならびに長野県千曲川氾濫地区被災地支援活動
大嘗祭奉祝
令和元年11月14日夕方より15日の朝にかけて、大嘗宮に於いて大嘗祭の中心的祭祀であります「大嘗宮の儀」が行われました。大嘗祭が滞り無く斎了されましたこと、国民として、神職として、誠に嬉しく思います。
天皇陛下が即位の礼を終えられ、初めて行われる新嘗祭を大嘗祭と言い、どちらのお祭りも新穀を天照大神及び天神地祇にお供えをして、その後、ご自身も召し上がられ、今年の収穫に感謝をするお祭りです。大嘗祭では新嘗祭と違い、このお祭りだけの為に、皇居の中に新たに神殿(大嘗宮)を建てられお祭りが行われます。その中でも悠紀殿、主基殿と呼ばれる神殿には西日本、東日本それぞれ1地方を選ばれ、収穫された新穀が供えられ、天皇陛下御自ら、それぞれの神殿で全く同じお祭りを執り行われます。
この大嘗祭が無事に終わりますようにと、全国の神社では無事斎了と国家の安寧を祈願する祝詞を奏上致しました。当社も12日午前9時より臨時の大祓を奉仕し、14日午後5時より総代の皆様のご出席の元、祝詞を奏上申し上げ、豊栄の舞を奉奏致しました。
長野県千曲川氾濫地区被災地支援活動
また、11月11日未明より12日未明にかけて、当社宮司が長野県千曲川氾濫地区の被災地支援活動に参加しました。
お写真を見ていただければ分かるかと思いますが、川から流出した泥が溜まり、民家の壁が剥がれ、出荷前の収穫物がすべて駄目になったそうです。阪神淡路大震災を経験した県だからこそ、このような災害支援活動をし、被災地に心を寄せなければならないという思いの元、参加しました。